第5回 名古屋地区大会

日時

2025年3月2日(日)10:00 - 17:10

会場

ウインクあいち(〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38 アクセス

受付開始

9:30 -(受付:11階「1108」)

登録締切

2月24日(月)

託児室申込

大会期間中9:30-17:30に託児室を開設いたします.(お子様一名当たり3,000円/生後3か月齢以降)
事前申込:2月20日(木)締切
申込:info@jbvp.orgまでお申込みください

PROGRAM

プログラム

11階 「1102」 / 獣医師会場
10:00 - 11:00

[ 腫瘍学 ]

猫の消化器型リンパ腫 -診断・治療のアップデート-

講師:
福島 建次郎 / どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター(埼玉県)
協賛:
ロイヤルカナン ジャポン合同会社

概要

猫の消化器型リンパ腫は,2012年のMooreらの論文以降,主に以下の3タイプに分類されている.粘膜型リンパ腫,貫壁型リンパ腫,そしてB細胞性リンパ腫である.本講演ではそれらの臨床的な特徴や診断,治療における重要なポイント,ちょっとしたアップデートなどについて紹介していく.

11:30 - 12:30 ランチョン

[ 繁殖学 ]

アグレプリストン製剤とプロスタグランジン製剤の特徴と使い分け

講師:
堀 達也 / 日本獣医生命科学大学
提供:
株式会社ビルバックジャパン

概要

アグレプリストン製剤は,獣医療用に開発された子宮や乳腺に存在するプロジェステロンレセプターに優先的に結合する合成ホルモン関連薬であり,昨年から日本でも承認され販売が開始されている.一方,プロスタグランジンF2αは,黄体を退行させるホルモン製剤である.これらは,ともに堕胎を目的として使用されるが,それ以外にも同じような目的で使用されることがある製剤である.今回は,これら製剤の特徴と,どのような時に使い分けて使用するかについて解説する.

13:00 - 14:00

[ 消化器病学 ]

犬の蛋白喪失性腸症 -病態理解と治療の考え方-

講師:
福島 建次郎 / どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター(埼玉県)

概要

犬の蛋白喪失性腸症(PLE)は臨床の現場で頻繁に遭遇する疾患の一つだと思うが,全ての症例で同じような治療をしてしまっていないだろうか.2019年のCravenらがPLEの比較病態生理に関する論文を発表して以降,PLEをその病態に基づいて分類することが重要だと考えられている.本講演ではそれらの分類に基づいた治療法のポイントなどについて,一緒に考えていきたいと思う.

14:40 - 15:40

[ 臨床病理学 ]

何はなくともまず検査ではなく,検査前確率を上げる努力を真っ先に

講師:
石田 卓夫 / JBVP 名誉会長,赤坂動物病院(東京都)
協賛:
アイデックス ラボラトリーズ株式会社

概要

何も考えないで,何はなくともまず血液の検査というのはダメです.全身状態の把握のためにまず検査しましょうというのもダメです.検査の前に,この病気がどれくらい疑われるという検査前確率を持って,あるいはこの病気は否定しておかないと.という考えを持ってから検査に入りましょう.そうしないと,しっかりしたデータの読み方ができないし,検査のエラーにも気づかないことになります.

16:10 - 17:10

[ 内科学 ]

慢性腎臓病の猫も犬もベラプラストナトリウム製剤の投与で生存期間は延長

講師:
石田 卓夫 / JBVP 名誉会長,赤坂動物病院(東京都)

概要

慢性腎臓病(CKD)の進行には虚血や低酸素が深く関係しますが,その原因として血管の傷害と壊死組織の線維化が知られています.これまでCKDの症例の生存期間の延長をもたらす治療としては,食事療法によるリンと蛋白の制限しか知られていませんでしたが,血管内皮細胞を保護し,血栓も防止してて血流を維持する効果のあるベラプラストナトリウム製剤による長期治療で,猫と犬で生存期間の延長がみられることがわかりました.

11階 「1103」 / 獣医師会場
10:00 - 11:00

[ 腎臓病学 ]

ネコの慢性腎臓病 -重要な基本事項の交通整理-

講師:
竹村 直行 / JBVP会長,日本獣医生命科学大学
協賛:
株式会社ビルバックジャパン

準備中

11:30 - 12:30 ランチョン

[ 心臓病学 ]

心臓バイオマーカーの在り方とACVIMステージBの僧帽弁閉鎖不全症を考える

講師:
竹村 直行 / JBVP会長,日本獣医生命科学大学
提供:
共立製薬株式会社

準備中

13:00 - 14:00

[ 外科学 ]

動画とイラストで学ぶ軟部外科の基礎トレーニング
・いまさら聞けない器具の持ち方とその理由
・電気メスってなんで切れるの?
・結紮技術とその理屈
・切皮と縫合をもっとうまくなろう

講師:
鳥巣 至道 / 酪農学園大学

概要

軟部外科って実は皆さんしっかり習っていないと思うんです.師匠の技術を盗んで,それをもとにオリジナルを加えてなんとなくやるだけですよね.師匠も実は習っていないため,しっかり教えられないのが現状です.私は臨床教育を行って20年以上たち,数多くの学生や獣医師を育ててきました.その中で,ある程度の軟部外科の理論とトレーニング方法を確立してきました.今回は,その一部をご紹介します.
軟部外科は,きちんとトレーニングを積めば8割の手術は不器用でもできるようになります.8割できるようになるために必要なものは,器具を正しく持ち,正しく使う,剥離と結紮と離断の技術そして解剖学的理解だと思います.本講演で,基礎をしっかり身につけましょう!なるべく,講義の時には鉗子と2-0ぐらいの糸(針なしで40㎝ぐらい)を持参すると,より講義が楽しくなるはずです.さぁ会場でお会いしましょう!

14:40 - 15:40

[ 外科学 ]

動画とイラストで学ぶ軟部外科の基礎トレーニング
・いまさら聞けない器具の持ち方とその理由
・電気メスってなんで切れるの?
・結紮技術とその理屈
・切皮と縫合をもっとうまくなろう

講師:
鳥巣 至道 / 酪農学園大学

概要

軟部外科って実は皆さんしっかり習っていないと思うんです.師匠の技術を盗んで,それをもとにオリジナルを加えてなんとなくやるだけですよね.師匠も実は習っていないため,しっかり教えられないのが現状です.私は臨床教育を行って20年以上たち,数多くの学生や獣医師を育ててきました.その中で,ある程度の軟部外科の理論とトレーニング方法を確立してきました.今回は,その一部をご紹介します.
軟部外科は,きちんとトレーニングを積めば8割の手術は不器用でもできるようになります.8割できるようになるために必要なものは,器具を正しく持ち,正しく使う,剥離と結紮と離断の技術そして解剖学的理解だと思います.本講演で,基礎をしっかり身につけましょう!なるべく,講義の時には鉗子と2-0ぐらいの糸(針なしで40㎝ぐらい)を持参すると,より講義が楽しくなるはずです.さぁ会場でお会いしましょう!

16:10 - 17:10

[ 高齢期ケア ]

床ずれのずれ力って知っていますか? -褥瘡原因/予防/対策を考えましょう-

講師:
松本 晃子 / 赤坂動物病院(東京都)

概要

床ずれは休息時間の身体機能の調和が崩れることで発生リスクが高まります.一日の大半を休息姿勢で過ごす家庭動物は安静時間が長く,老化による筋力低下と共に筋骨格の歪みも生じやすく特定の場所に負担が集中すれば損傷が起こりやすくなります.近年の人の研究で影響が明らかになった「ずれ力」は犬や猫でも身体構造や起居動作から人以上に配慮が必要です.休息時の正しい姿勢と,老化による変化とそれによって生じる代償現象を捉え,床ずれの要因,要素を考え,予防ケアのポイントについて考えます.

11階 「1104」 / 愛玩動物看護師 ・ACS会場
10:00 - 11:00

[ 栄養学 ]

術後管理に欠かせない栄養管理のコツ

講師:
鳥巣 至道 / 酪農学園大学
協賛:
ペットライン株式会社

概要

手術後の入院動物に対して,どのように栄養管理を行っていますか?手術後に必要なケアの方法やちょっとしたポイントを知るだけで劇的に入院管理が変わってきます.セミナーが終われば,胃のエコーをチェックしたくなり,吐物を見たらすぐにpHを測定したくなるはずです!さぁ,一歩進んだ栄養管理を学びましょう!

11:30 - 12:30 ランチョン

[ 整形外科学 ]

チームで取り組む犬猫のいたみ/OA発見 -実践編-

講師:
渡邊 奈緒 / プリモ動物病院 星が丘(神奈川県)
提供:
ゾエティス・ジャパン株式会社

概要

犬猫の痛みやOA(変形性関節症)を早期に見つけ,共有し,チームでの適切なケアにつなげる主役は,愛玩動物看護師です!
本セミナーでは,動画や写真を使いながら,実践的な観察ポイントや飼い主とのコミュニケーション術をわかりやすく解説します.
愛玩動物看護師としてのスキルアップにぜひお役立てください!

13:00 - 14:00

[ 臨床病理学 ]

リン,カルシウム,FGF-23の検査

講師:
石田 卓夫 / JBVP 名誉会長,赤坂動物病院(東京都)
協賛:
アイデックス ラボラトリーズ株式会社

概要

腎臓病の検査の中に埋もれていて,ふつうはあまり上昇もみられないリン(P),しかし上昇していないからといって安心はできないのがP.腎臓病の猫では,FGF-23を測ることで体内のPの状態がみえてきます.Pの濃度と密接な関係があるのがカルシウム(Ca),そしてCaは様々な原因で変動し,高くても低くてもかなり大騒ぎ,そのときは次に何を検査するのか知っておきましょう.

14:40 - 15:40

[ 高齢期ケア ]

そのふらつき,年だから…ですませないで -高齢期ケアのアドバイスの引き出しを増やしましょう-

講師:
松本 晃子 / 赤坂動物病院(東京都)

概要

高齢期の犬や猫の動作の支障の問題は慢性経過のことが多く,諸検査をおこなっても診断が確定せず治療方針に苦慮されることも少なくないと思います.老化による変化は緩やかで,代償動作で時間をかけて変化した体には二次的,三次的な均衡が作られており,問題が複雑になっていることも少なくありません.動物病院において疾患の有無を知ることは重要ですが,疾患の有無にかかわらずADLの機能をケアすることはQOLをサポートすることにつながります.ADLの土台は正しい姿勢です.日常生活の正しい姿勢と動作,老化による変化,代償現象を捉え,ADLケアのポイントについて考えます.

16:10 - 17:10

[ 動物看護学 ]

愛玩動物看護師によるフィジカルアセスメント

講師:
福島 建次郎 / どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター(埼玉県)

概要

フィジカルアセスメントとは,問診や視診,打診,聴診などの身体検査を行い,患者の健康状態は評価することを指す.フィジカルアセスメントにおいては,必要事項の漏れがなく,かつ有用な情報を収集することが重要である.本講演ではどのように効果的なフィジカルアセスメントを実施するかを,系統立てて,ポイントを抑えながら参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思う.

11階 「1101」 / 展示会場
11:00 - 16:10

企業展示

12:30 - 16:10

ドリンクサービス

14:00 - 14:40

スイーツサービス

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