名古屋地区大会

日時

2024年3月3日(日)10:30 - 17:00

会場

ウインクあいち(〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38 アクセス

受付

10:00 -

登録締切

2月21日(水)

託児室申込

大会期間中10:00~17:30に託児室を開設いたします.
先着5名様までの事前申込となります(お子様一名当たり3,000円/生後3カ月齢以降)
お申込みは2月20日(火)までにJBVP事務局/info@jbvp.orgに連絡ください.

プログラム

11階「1102」 / 獣医師セミナー
10:30 - 11:40

[ 臨床病理学 ]

元気がない,食欲がない -はっきりしない主訴の症例に対するアプローチ法-

講師:
石田 卓夫 / JBVP 名誉会長,赤坂動物病院(東京都)
協賛:
アイデックス ラボラトリーズ株式会社

概要

漠然とした主訴で来院する症例は多いものですが,決まったアプローチ法というものは教科書にもあまり記載されていません.すなわち,この情報だけでは特異的な鑑別診断リストにたどり着けないのです.何の考えもなしにいきなり膨大な検査を行って,そこから異常を探し出すのももしかしたら無駄な方法かも知れません.まずは,問診を含むヒストリーと身体診察所見から,考えられる疾患をいくつか絞り込む作業が必要です.

12:20 - 13:30 ランチョン

[ 腎臓病学 ]

リアルワールドエビデンス(RWE):猫の慢性腎臓病に対するベラプロスト療法は全生存期間を改善するか?

講師:
伊藤 裕行 / 苅谷動物病院グループ 市川総合病院(千葉県)
提供:
共立製薬株式会社

概要

猫慢性腎臓病(CKD)は高齢猫で多く,CKD以外の疾患が死因となることもあるため,治療成績の評価には全死因死亡に基づく全生存期間の改善が最も重視される指標となります.このたび,CKD猫における,実臨床でのベラプロスト治療と全生存期間との関連性を検討することを目的に,演者の病院の完全電子カルテ化された患者データを用いて,後ろ向きコホート研究が行われました.本講演はその報告と,本研究から得られた猫CKD薬剤治療の所感についてご考察いただきます.

14:00 - 15:10

[ 皮膚科学 ]

抗菌薬を使わない化膿性耳炎

講師:
山岸 建太郎 / 本郷どうぶつ病院(長野県)
協賛:
株式会社QIX

概要

耳垢の検査で細菌が検出されたり,膿様の耳漏がみられることがあるが,抗菌薬を投与すれば治癒するという単純な症例はほとんどない.本講演では根本的な原因に対するアプローチと治療に至るための効果的な対処法を解説し,迅速な治療達成を目指す.

15:50 - 17:00

[ 動物行動学 ]

攻撃性の強い犬,どうしたらいい? -診療,検査,処置からご家族へのアドバイスまで-

講師:
入交 眞巳 / 東京農工大学動物医療センター
協賛:
セバ・ジャパン株式会社,物産アニマルヘルス株式会社

概要

動物病院に来ると攻撃的なために,大勢で保定したり,時間がかかってしまったりします.攻撃行動のある犬に,動物病院でどんな対処ができるでしょうか?また,攻撃的な犬のご家族に対して何を伝えればいいでしょうか?

11階「1103」 / 獣医師セミナー
10:30 - 11:40

[ 軟部外科学 ]

専門医ならここを押さえる胃腸の外科 -ビルロートⅠと腸吻合-

講師:
秋吉 秀保 / 大阪公立大学,JBVP 学術顧問

準備中

12:20 - 13:30 ランチョン

[ 神経病学 ]

てんかん発作におけるカンナビジオール含有サプリメントの可能性

講師:
桑原 孝幸 / 桑原動物病院 前橋アニマルメディカルセンター(群馬県)
提供:
獣医医療開発株式会社

概要

てんかんは最も一般的な慢性の神経疾患である.てんかん治療の基本は,抗てんかん薬による内科療法が中心となるが,適切な抗てんかん発作薬の治療を行っても発作のコントロールが不能な,いわゆる薬剤抵抗性(難治性)てんかんの割合は,20〜30%とされている.近年,犬猫の薬剤抵抗性てんかんにも幾つかの期待できる治療法が人医療から導入されつつあり,その代替療法の1つであるカンナビジオール(CBD)を紹介する.

14:00 - 15:10

[ 腫瘍内科学 ]

知らないと皆目見当つかない,知っててよかった腫瘍症例

講師:
小林 哲也 / 公益財団法人 日本小動物医療センター附属日本小動物がんセンター(埼玉県)

概要

がん治療の診断は,プロブレムリストおよび鑑別診断を作製し,各種検査でそれらを1つずつ絞り込む作業が基本です.一方,知らないと皆目見当もつかない,知っていると一瞬で特定の疾患を強く疑うことが可能な,少し特殊な病態もあります.あとは,その病態を証明するための検査を粛々と行うだけ.本レクチャーでは,知ってて良かった腫瘍症例の具体例を多数ご紹介致します.

15:50 - 17:00

[ 眼科学 ]

知っておきたい眼科の緊急疾患 -緊急性の判断と対応-

講師:
三輪 幸裕 / あいち動物眼科(愛知県),慶応義塾大学
協賛:
株式会社メニワン

概要

眼科の緊急疾患には,短時間で視覚を喪失してしまう疾患や,強い痛みを伴う疾患があります.そのため,緊急疾患に遭遇した際には,迅速に緊急性を評価し,適切な初期治療を行う必要があります.しかし,緊急性の判断や初期対応は意外と難しく,対応に苦慮した経験をお持ちの先生も多いのではないでしょうか.この講演では,緊急性を判断するためのポイントや,必要な初期治療についてお話したいと思います.

11階「1104」 / 愛玩動物看護師 ・ACS向け
10:40 - 11:40

[ 眼科学 ]

明日から使える眼科疾患の問診とスクリーニング検査

講師:
三輪 幸裕 / あいち動物眼科(愛知県),慶応義塾大学
協賛:
株式会社ラ・ショエット

概要

愛玩動物看護師のみなさんが問診をとる機会が増えていると思います.目の症状を主訴に来院した症例に自信を持って問診を行えているでしょうか?眼科診療では,他の診療科と同じように,症例の情報や経過など問診の情報から診断の手がかりを得ることが大切です.この講演では,眼科疾患にアプローチするための問診と,どんな眼科疾患でも必ず行うスクリーニング検査についてお話したいと思います.

12:20 - 13:30 ランチョン

[ 腎臓病学 ]

IRIS CKDガイドライン2023をもとに考える腎臓病の食事管理

講師:
米澤 智洋 / 東京大学
提供:
ロイヤルカナン ジャポン合同会社

概要

慢性腎臓病(CKD)は,早期の発見と食事管理がとても重要です.2023年,国際獣医腎臓病研究グループ(IRIS)は,CKDの治療推奨ガイドラインを更新し,特に猫のリン制限食に関する新しい指標を提唱しました.その概要を,愛玩動物看護師・ACSのみなさま向けに分かりやすく説明したいと思います.CKD初期ステージの犬や猫に何ができるか,お昼ごはんを食べながら一緒に考えましょう.

14:00 - 15:00

[ 動物行動学 ]

猫の多頭飼育のご家族に送るアドバイス

講師:
入交 眞巳 / 東京農工大学動物医療センター
協賛:
セバ・ジャパン株式会社,物産アニマルヘルス株式会社

概要

猫の飼育家庭数は,犬のそれとそんなに変わらないのに,飼育数は猫の方が上です. どうも多くのご家庭では2頭以上の猫を飼っているのではないかと考えられます.多頭飼育のご家族に愛玩動物看護師として伝えられることを考えていきましょう.

15:40 - 16:40

[ 臨床病理学 ]

愛玩動物看護師のトップを目指そう

講師:
石田 卓夫 / JBVP 名誉会長,赤坂動物病院(東京都)
協賛:
アイデックス ラボラトリーズ株式会社

概要

愛玩動物看護師のトップを目指すなら,動物が好きであること,勉強や技術習得に励むこともあたりまえ,それでは何が必要なのでしょうか? それはモチベーション,動機づけなのです.伴侶動物医療を通じて社会に貢献することがどれだけ尊いことなのか,今のうちから十分考えておきましょう.私はこれをする,というモチベーションがあるから仕事も長く続けられるのです.

11階「1101」
11:30 - 16:00

企業展示

15:00 - 15:40

スイーツサービス

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