日時 |
2024年3月17日(日)9:30 - 16:40 |
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会場 |
博多国際展示場&カンファレンスセンター(〒812-0008 福岡県福岡市博多区東光2丁目22番15号 アクセス) |
受付 |
9:00 - |
登録締切 |
3月6日(水) |
日時 |
2024年3月17日(日)9:30 - 16:40 |
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会場 |
博多国際展示場&カンファレンスセンター(〒812-0008 福岡県福岡市博多区東光2丁目22番15号 アクセス) |
受付 |
9:00 - |
登録締切 |
3月6日(水) |
9:30 - 10:40 | [ 循環器病学 ] どうする心原性肺水腫!?
心臓病に続発する肺水腫の診断,治療,そして予防について,イヌとネコに分けて解説します.肺水腫に関しては,参考になるエビデンスや論文がほとんど存在しないため,経験論も織り交ぜた内容になります. |
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10:50 - 12:00 | [ 救急医療 ] 徹底基礎固め!知っておくべきショックの話!
みなさんの多くが「ショック」を経験したことがあると思う.では,どのような時に「ショック」と判断しているだろうか?「よほどのことがない限りショック症例を診察しないから」「ショックの時点で助からないでしょ?」と,以前の私は思っていた.しかしいざショックを学ぶと,いかに今まで見落としてきて,そして救命のチャンスを自ら逃していたかがわかった.本講演では当時の私が知りたかった内容を盛りだくさんにして,「ショック」という病態を基礎から徹底的に解説する. |
12:20 - 13:20 ランチョン | [ 腎泌尿器病学 ] 押さえるべきは内皮細胞障害と酸化ストレス障害!
医学領域では,尿細管間質の慢性低酸素が慢性腎臓病(CKD)の最終共通経路であるとの認識が広まっています.人と猫のCKDには,病因や病態生理に違いはあるものの,最終的な腎臓病変が尿細管間質の線維化であるという点は共通しています.すなわち獣医学においても,猫のCKDは,虚血と低酸素症に関連して急性腎障害(AKI)に引き続き起こり,低酸素症に起因する内皮細胞障害や酸化ストレス障害が病変の進行に関連する可能性が提案されつつあります.本講演では,猫のCKDにおける内皮細胞障害と酸化ストレス障害に関する研究,医学領域における発症・進行要因に関する研究の最新情報,そして期待される薬剤の薬理と臨床応用に関する考察についてもご紹介します. |
14:00 - 15:10 | [ 内科学 ] FIPの病理発生を知って診断・治療を行う
抗ウイルス薬の使用が可能になり,もはやFIPは不治の病ではなくなりましたが,それでも真の病態もウイルス学も理解せずに,抗ウイルス薬だけ投与すれば治る と信じている獣医師が多くみられます.たとえば,免疫異常で起こる重度の貧血で死んでしまう症例もあるのです.抗ウイルス薬の投与で一命をとりとめたとし ても,異常なリンパ球系の活性化や炎症が残っている猫も多いのです. |
15:30 - 16:40 | [ 内科学 ] 血液疾患up-to-date② 無症状の好中球減少および血小板減少の対応
健康診断で血液検査をしたら好中球や血小板が少ない・・・,そんな状況に遭遇することありませんか?好中球減少や血小板減少の病態や鑑別診断を理解し,無症状の好中球減少症や血小板減少に遭遇した際の考え方について学びましょう!! |
9:30 - 10:40 | [ 麻酔学 ] 麻酔と腎臓の深~いい話 -慢性腎臓病と急性腎障害への向き合い方-
麻酔と腎臓の関係と言えば,血圧と輸液ですが,実はそんなに単純ではありません.慢性腎臓病動物は常に炎症を起こしている!?ゆえに血圧下がりやすい!?血管収縮役・ACEI・NSAIDSなど薬によって自動調節能や糸球体ろ過量にどんな影響を及ぼすかを徹底解説します. |
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10:50 - 12:00 | [ 内科学 ] 血液疾患up-to-date① 貧血と赤血球増加症のアプローチ
総論として貧血および赤血球増加症の病態生理や診断の進め方を復習し,各論では症例を通して代表的な疾患の治療について復習およびアップデートをしましょう!! |
12:20 - 13:20 ランチョン | [ 栄養学 ] 周術期を栄養素で乗り越えろ! -アミノキュアという新たなアプローチ-
周術期の栄養管理は非常に重要です.手術はうまくいったのに,入院中に合併症が生じて状態悪化した経験はないでしょうか?ただ単に,高栄養な処方食を与えて満足してはいけません.大切なのは,いかに効率よく効果的な栄養素を用いるかです.しかし,栄養素の複雑なメカニズムはちょっと…と思われる方も多いはずです.今回は,新たな栄養補助食品に含まれる栄養素を中心に,明日からの臨床現場で使える栄養ケアについて紹介します. |
14:00 - 15:10 | [ 皮膚病学 ] あたらしい皮膚科診療の提案
「来院数は多いけれど,手間と時間を要する割に診療報酬は必ずしも高くない」「漫然と対症療法を繰り返すだけでモヤモヤしている」,このような皮膚科診療へのマイナスのイメージを抱いている方は必見です.一次診療施設において理想的な皮膚科診療を組み立てるため,皮膚科診療を通じて病院の底上げを行うための秘訣を,自身の診療施設の経験と実績を元にお伝えします. |
15:30 - 16:40 | [ 皮膚病学 ] 皮膚と腸の常在菌から攻める皮膚科治療
犬の皮膚病で最も来院数が多いと言われる膿皮症とアトピー性皮膚炎.抗菌薬や抗アレルギー薬の治療に偏っていませんか?近年の研究では,膿皮症における皮膚常在菌の管理,アトピー性皮膚炎における腸内細菌へのアプローチが新たな治療戦略として注目されています.本講演では,常在菌から攻める犬の膿皮症とアトピー性皮膚炎のあらたな治療をご紹介します. |
9:30 - 10:40 | [ 内科学 ] 多飲と多尿はなぜ起こるのか?
愛玩動物看護師は病気の診断を行うことはないのですが,獣医師の診断を補助するために,様々な検査を実施する機会は多いと思われます.あるいは動物のご家族とのお話の中で,どうして採血による検査や尿の検査が必要なのか聞かれることも多いものです.したがって,どういった理由で多尿が起こるのか,なぜ水をよく飲むようになるのか,様々な原因とそれらの検査法について知っておく必要があります. |
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10:50 - 12:00 | [ 麻酔学 ] 麻酔の準備と麻酔モニターの付け方本当に理解してますか?
麻酔はモニターや薬に関する知識が重要なのは皆さんよく理解されていると思いますが,実は最も重要なのは麻酔器のセッティングやリークチェック,そして麻酔が始まってからのモニターの付ける順番です.今回はこれだけでなく,呼吸バックの使い方も麻酔専従医視点で解説します. |
12:20 - 13:20 ランチョン | [ 栄養学 ] 予防医療の新時代!総合栄養食アップデート
ペットの平均寿命が延びてきている昨今,病気になってから治療を受けるのではなく,病気にかからないように対策をする「予防医療」の考え方に注目が集まっています.「予防医療」というとワクチンや寄生虫の予防薬を思い浮かべますが,毎日の食事を意識することも立派な予防医療です.ペットオーナーと距離の近い動物看護師だからこそできる,動物看護師主導の「食を通じた予防医療」について,知識のアップデートをしませんか? |
14:00 - 15:10 | [ 循環器病学 ] これだけは鼓膜と脳に焼き付けておきたい心肺の異常音
心臓や肺から発生する代表的な異常音を学びます.診察の合間に実際の症例から録音した音を会場で繰り返し聞きながら,解説を進めます.プログラム最後のセミナーですが,最後まで集中力を切らさないよう頑張って勉強して下さい. |
15:30 - 16:40 | [ 救急医療 ] 理論で学ぶから絶対忘れない!トリアージの話!
トリアージについて,いざ勉強しようとしたけども,正直あまりいい教材もないし,なかなか勉強できない…勉強しても覚えることが多すぎていまいち現場に活かせない…そもそもトリアージを知らない…そんな動物看護スタッフの方には是非聴講していただきたい.理論という言葉は少し難しいイメージがあるかもしれないが,丸暗記しないからこそいざという時に役立つ絶対的な武器となる.濃厚かつ満足できる70分間になることをお約束する. |
10:30 - 16:00 | 企業展示 |
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