京都地区大会

日時

2024年3月10日(日)9:30 - 17:40

会場

ハートンホテル京都(〒604-0836 京都府京都市中京区東洞院通御池上ル船屋町405 アクセス

受付

9:00 -

定員

獣医師:定員99名
愛玩動物看護師,アニマル・ケア・スタッフ:定員99名

登録締切

2月28日(水)

プログラム

1階 「宇治伏見」 / 獣医師セミナー
9:30 - 10:30

[ 循環器病学 ]

一次診療での救急:どうする心原性肺水腫!?

講師:
竹村 直行 / JBVP会⾧,日本獣医生命科学大学
協賛:
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスジャパン株式会社

概要

心臓病に続発する肺水腫の診断,治療,そして予防について,イヌとネコに分けて解説します.肺水腫に関しては,参考になるエビデンスや論文がほとんど存在しないため,経験論も織り交ぜた内容になります.

10:50 - 11:50

[ 眼科学 ]

一次診療での救急:眼科の救急! -失明を避けるために!-

講師:
小野 啓 / パル動物病院(静岡県)
協賛:
千寿製薬株式会社

概要

眼科の緊急疾患は,直ちに処置を施さないと失明に繋がる状態,現在著しい疼痛を伴う疾患と考える.主な緊急疾患は,角膜潰瘍,角膜穿孔,ぶどう膜炎,緑内障である.またそれぞれの疾患においても緊急度が異なるため,目の状態を把握するために迅速な診断が必要である.これら,よくみられる疾患について検査および治療ポイントについてお伝えします.

12:30 - 13:40 ランチョン

[ 腎泌尿器病学 ]

押さえるべきは内皮細胞障害と酸化ストレス障害!
-猫慢性腎臓病の発症・進行要因に関する最新情報と期待される薬剤-

講師:
石田 卓夫 / JBVP 名誉会長,赤坂動物病院(東京都)
提供:
共立製薬株式会社

概要

医学領域では,尿細管間質の慢性低酸素が慢性腎臓病(CKD)の最終共通経路であるとの認識が広まっています.人と猫のCKDには,病因や病態生理に違いはあるものの,最終的な腎臓病変が尿細管間質の線維化であるという点は共通しています.すなわち獣医学においても,猫のCKDは,虚血と低酸素症に関連して急性腎障害(AKI)に引き続き起こり,低酸素症に起因する内皮細胞障害や酸化ストレス障害が病変の進行に関連する可能性が提案されつつあります.本講演では,猫のCKDにおける内皮細胞障害と酸化ストレス障害に関する研究,医学領域における発症・進行要因に関する研究の最新情報,そして期待される薬剤の薬理と臨床応用に関する考察についてもご紹介します.

14:00 - 15:00

[ 泌尿器病学 ]

一次診療での救急:泌尿器疾患 困った時の一手

講師:
片山 泰章 / 岩手大学

概要

本講演では,尿管・尿道閉塞で困った時の対処法として尿路閉塞解除に有効な腎瘻・膀胱瘻チューブの設置法を中心にお話しさせていただきます.また,尿道瘻で困ったときに使える最近の知見や田舎サムライ的アイデアについてもご紹介させていただきます.

15:20 - 16:20

[ 呼吸器病学 ]

一次診療での救急:誰だって怖い! 呼吸器救急への取り組みと対応 「できないかも」を解決しよう!

講師:
末松 正弘 / AMC末松どうぶつ病院(大分県)

準備中

16:40 - 17:40

[ 消化器病学 ]

一次診療での救急:犬の急性膵炎をしっかり診断・きちんと治療

講師:
福島 建次郎 / どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター(埼玉県)
協賛:
アイデックス ラボラトリーズ株式会社

概要

本講演では,犬の急性膵炎の臨床診断には今どのような基準が用いられているか,各検査系の原理とその意義,膵炎と診断するには微妙な検査所見の解釈の仕方について考えていきたいと思います.また,膵炎の治療に関するガイドラインは現状ありませんが,標準治療と考えられている治療法,標準治療外の治療法について,最新のエビデンスを交えて考えてみましょう.

2階 「嵯峨高尾」 / 愛玩動物看護師 ・ACS向け
9:30 - 10:30

[ 呼吸器病学 ]

呼吸困難にどう対処するか 「いのち」を救うための第一歩

講師:
末松 正弘 / AMC末松どうぶつ病院(大分県)

準備中

10:50 - 11:50

[ 泌尿器病学 ]

外科に関する愛玩動物看護師のテクニック

講師:
片山 泰章 / 岩手大学

概要

本講演では,愛玩動物看護師に必要とされる採血,留置針の設置,尿カテーテルの設置,手術に関連する無菌操作などについてお話しさせていただきます.基本的な内容かもしれませんが,もう一度復習しましょう.

12:30 - 13:40 ランチョン

[ 歯科学 ]

患者さんと話が弾むデンタルケアの基礎と応用

講師:
川緑 圭吾 / 株式会社ビルバックジャパン
提供:
株式会社ビルバックジャパン

準備中

14:00 - 15:00

[ 問診 ]

明日からできる・問診の7つの原則

講師:
福島 建次郎 / どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター(埼玉県)
協賛:
アイデックス ラボラトリーズ株式会社

概要

診断学において,問診は一番初めのかつ最も重要な診断検査であると考えられています.医学あるいは獣医学の分野において,看護師が簡易的な問診を取る機会は少なくないものと思われます.みなさんは効果的な問診が取れていますでしょうか.医学での問診一つの考え方として,7つの原則というものがあります.本講演を通して,ぜひこの7つの原則を身につけていただき,獣医療の先鋒としてますます活躍していただければと思います.

15:20 - 16:20

[ 眼科学 ]

眼科検査 -獣医師は何を見て何を考えているのか-

講師:
小野 啓 / パル動物病院(静岡県)
協賛:
株式会社メニワン

概要

眼科検査は,外科や内科など他の科に比べ,特殊な検査を必要とします.スリットランプ,眼圧計,フルオレセイン染色,シルマー試験,眼底検査等です.特にスリットランプ検査や眼底検査は,検査している者のみ観察出来,周囲のスタッフから見えないことが多いです.今回の講義では,検査で何を見ているのか,またその所見から何を考え,診断や治療につなげているのかをお伝えします.

16:40 - 17:40

[ 循環器病学 ]

これだけは鼓膜と脳に焼き付けておきたい心肺の異常音

講師:
竹村 直行 / JBVP会長,日本獣医生命科学大学
協賛:
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスジャパン株式会社

概要

心臓や肺から発生する代表的な異常音を学びます.診察の合間に実際の症例から録音した音を会場で繰り返し聞きながら,解説を進めます.プログラム最後のセミナーですが,最後まで集中力を切らさないよう頑張って勉強して下さい.

参加登録はこちら

TOPへ戻る